帯に短し襷に長し

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小休止

今とっても肩が痛い。まあ、自らが蒔いた種なので仕方ない。

小説書こうにも、長時間持たない。集中力が無い。

「capsule」は、大分プロットが出来てる。「蟹人」も同様。後は肩が治り次第。

それまで、ひとまず小休止。あと一週間程お待ちください。

では、さよなら!?


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蟹だと思ったら 人だった その3~三角関係(笑)~

着いてしまった。
女の子を追放するどころか、厄介者を拾ってきてしまった。
やれやれだぜ……


だと思ったら
だった
その~三角関係(笑)~



玄関に到着。
「絶対に、何見ても驚くなよ?」
自分は稲田の両肩を鷲掴みにし、必死に目で危険性を訴えた。
しかし、稲田はそんなものには見向きもせず、その辺をウロウロしている猫を呼び寄せ、顎を撫でていた。猫があまりに可愛い鳴き声を出すものだから、自分も思わずウットリしてしまった。
「猫、じゃなくて、女の子が今家に……」
女の子という単語に稲田は機敏に反応する。
「お前、オレに黙って不純異性交遊とは、許さん!!」
稲田は、興奮し自分の胸倉を掴んでくる。
「落ち着け!ちゃんと紹介してあげるから、許せ」
その言葉に納得した稲田は、不気味な薄笑いを浮かべ、鍵穴を指差し早く開けろと催促する。
自分は、何だか腑に落ちないモノを胸に抱え、渋々鍵を開ける。

扉が開くと、図々しくも真っ先に部屋に飛び込む。
そこには、テーブルの上で正座している女の子が冷蔵庫を睨み付ける、不思議な光景が広がっていた。
すると女の子の顔を見るや否や、稲田が突如発狂し始めた。それも、自分の予想の遥か上のことだった。
「ああああ、ミ、ミヨチン!!!!!!久しぶり」
「ミ、ミヨチン?」
全く現在の状況が把握出来ない。
「もしかして、マー君?超久しぶり!!」
あろうことか、女の子は稲田に駆け寄り、抱きつく。
稲田。オマエは過去に一体何をやらかしたんだ?よもや犯罪に手を染めてるんじゃあるまいな。
「ちょっと待った。お前らどういう関係なんだ?ヤバい経路で知り合ったんなら、速攻追い出す」
すると、二人は互いに肩を組み、微笑みながら、
「オレ達、従兄妹なんだ」
「え?そんな、証拠も無いのに信じられるか」
「あるよ!証拠なら」
すると、稲田は家系図をポケットから取り出した。
「ほら見てごらん!ちゃんと従兄妹ってなってるだろ」
「まずさ、それ以前に、この子の名前知らないからさ」
稲田は、目を見開き、女の子を凝視する。
「前から言ってるだろう?ちゃんと初対面の人には名を名乗るって」
「ごめん」
女の子は稲田に深々とお辞儀、続いて自分に向けてお辞儀をし、こう告げた。
「ワタクシ、真田美好と申します。以後お見知りおきを」
真田は、スカートが無い代わりに長い髪の毛を持ち上げて、お嬢様風挨拶を完了した。
するとつかさず稲田が、
「ダメだろ!髪の毛はちゃんと75cm上げろって何回言ったら分かってくれるんだ」
いや、突っ込むべき所はそこじゃないでしょ。
「まあ、二人が従兄妹だとして、これからどうするんだよ」
「もちろん、ここで暮らす!!」
二人、即答。
「だったら!ちゃんと金出せよ。ここの家賃結構高いんだしさ」
「いやいや、オレ達働く気無いから」
二人寝転ぶ。
「だったら出てってもらう!働かざる者食うべからずっていうだろ」
「じゃあ、見つけといて」
もう我慢の限界だ。
「いい加減にしろ!!!!!!!!!!!!!」
思わず叫んでしまった。すると、彼らから声は発せられず、代わりにドアの向こうから大家の声が。
「うっせー!!!黙れ!今ねえんじだっとおっもってんであ?」
相変わらずの酔い加減。舌が全然回ってない。
自分は部屋を飛び出し、すいません、と深々と何度も何度もお辞儀をした。
「けんどうりゃくいたら、けろすかんあ!おべーとけ!!!」
無事、大家を追い返すことができた。ふう。

「で、どうすんの」
「……ちゃんと働きます」

こうして、二人の就職活動が始まった。




次回

その4~最近話題のアレ~


アイドル目指してえんやこーら。







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蟹だと思ったら人だった その2~いい迷惑~

今、自分は窮地に立たされている。
なぜかって?

女の子が送られてきたからだ!!!!




だと思ったら
だった
その~いい迷惑~



確かに、最初は返品の電話を入れて、業者に送り返そうと思った。しかし、良く考えたらそんな人を平気で送ってくる様な企業がまともに相手してくれるとは思えない。そういや、そもそも送り主の住所すら書いてなかったような……。

駐車場に到着。
デニムの右のポケットから車のカギを取出し、扉の鍵穴に挿入し捻る。
無事にロックが解除されたのを音で確認し、扉を開け、運転席にドッカと腰かける。
次はエンジンをかける。
ハンドルの横の鍵穴に先程のようにカギを差し込み、エンジン点火……のハズだった。
なんとカギを捻り、僅かな振動と共に前方よりブコッという不気味な効果音が聞こえてきた後、全くウンともスンとも言わなくなってしまったのである。
不味い。この間にアノ女の子に逃げられてしまっては、ココまで来た意味が無くなってしまうどころか、警察と一夜を過ごすハメになる!!
震える手を抑えつつ、車外に出、ボンネットを開ける。
驚いたことに、エンジンに何の異常も無い。その他機器を目視で検査したが、これまた異常が見つからなかった。
エンジンにはおそらく点火出来た。振動も起こってたし。なのでバッテリー切れが原因ということは考えられない。思い当たる節があるとすれば……あ!

「ガソリン、入れるの忘れてた」
昨日会社から帰ってくる時に給油ランプが光ってたのをすっかり忘れていた。最寄のガソリンスタンドでちゃんと給油してから帰れば良かった。
そんな自分の不甲斐無さにため息が漏れた。

しかし、その溜息を「待ってました!」とばかりに待ち望んでいた男が草むらから様子を窺っていたのである。
友人の「稲田」である。

「カワリン!久しぶり」
タイミングも読まずに堂々と草むらから飛び出し、挙句の果てには散々使うなと言ってきたあだ名を何の躊躇いも無く使う。あいつは昔からそういう男だった。しかも、片手にはご丁寧にもガソリンの入った缶を持っていた。

「そのカワリンっていうの、やめてくんないか?」
「いやいや、やめられんよ。俺たち、無二の親友だろ?」
「そんな覚えは一切ない」
「なに照れてんだよ!……それでカワリン、ココで何してんの?」
既にその時には給油口の前でスタンバイしていた。
「ガソリンがなくて車が動かない。以上!」
「お望み道理に!」
待ち焦がれていたかのように、急いで給油口の蓋を開け、ガソリンを注ぎ込む。
「何の器具も使わなくて、大丈夫なのか」
「大丈夫だ、問題ない」
そう言いながら、脇からガソリンが流れ出ている。
「全然大丈夫じゃねージャン!!!」
「後で拭く」
ボロボロの半ズボンから取り出された、どう見てもハンカチのようなもので脇を必死に拭いている。
「良いよ、自分で拭いとくから」
何だか見てられなくなったので、後ろのトランクから雑巾を取り出す。
「いいや、俺が責任を持って拭く!だって、オマエんちに泊めてもらうんだから、これぐらいやんなきゃ割に合わないだろ?」

今、奴は何て言った?
ウチに泊めてくれ?今の状況では到底無理だ。
てかアイツ、アパートに住んでたんじゃないのか?

「お前、家どうした?」
「借金しすぎて家賃払えなくなった」
以前、大学時代にも塵も積もれば山となるでは無いが、高額の借金を今まで苦労して貯めた自分の貯金を叩いて弁済したというのに、アイツは性懲りも無しに自分にお金を一銭も返さず、それどころかまた借金を抱えるという愚かなことになっている。只、アイツには昔の借りが有るので、一概に見放すことはなかなか出来ない。
「じゃあ、車中泊なら許してやる」
「いやいや、ガソリンあんま無いし、外寒いし……凍え死んだらオマエ責任取ってくれんのか?」
確かに季節は既に冬だ。車中泊には辛い季節かもしれない。
だが、部屋に入ることになるとしたら、今のイレギュラーな状態をまずは理解して頂くことが先決だ。
「分かった。だけど、部屋入ってもさ、絶対に驚くんじゃないぞ。絶対だかんな」
「承知した。オマエの物品管理能力の低さは筋金入りだからな」
いや、そういう次元の話では無いが。

何だか納得いかないが、成行きで稲田を渋々引き取ることになった。



次回

その3~三角関係(笑)~


稲田…アンタって人は!







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蟹と思ったら人だった その1

おはようございます。
今日も素晴らしい一日になりますよう、お祈りします。

あなたの人生に、幸あれ!


だと思ったら
だった
その



昨日、ネット通販で「カニ盛り沢山!わくわくセット」というのを注文した。
どうやら何か些細な欠損部分があるとかで、B級扱いになったものを安価で売り捌いてしまおうという通販会社の企画に、自分が乗っかってしまったというわけだ。
通販会社からは、翌日配送という通知が来ている。嘘でなければ今日届けられるハズである。だがしかし、最近の配送業者は発送日を守らない所が有るとかないとか言われている。けれども今までそんな経験は無いので、それは都市伝説の類であると思い込むことにする。
蟹をタラフク食べるために、こっちは昼飯抜きで待機してるんだ。いい加減そろそろ来ないとアンタの会社に苦情入れちまうぞ!
早く来てくれ……

「ピンポーン」

爽やかなドアチャイムの音と共に腹の虫が鳴き始める。唾液が過剰に分泌され、喉に送り込まれる。
猛ダッシュで玄関に向かう。おそらくこれ程の贅沢品はこれから先食べれる機会に恵まれることは少ないだろう。
ドアを勢い良く開ける。すると、宅配業者の人にドアが思いっきり当たってしまい、玄関先でうずくまっていた。
「すいません。大丈夫ですか?」
「……はい、問題ありません」
宅配業者の人はスックと立ち上がり、白いダンボールを自分に手渡した。
だがどう考えても蟹にしては重い。もしかしてサービスでそれだけ内容物が多くしたのかと妄想し勝手に合点した。
受け取りを終えた後、自分にこの用紙にハンコかサインをしろと要求された。生憎玄関にペンしか無かったので、「川島」と走り文字でサインした。
サインを貰った宅配業者の人は、満足気な笑みを浮かべ、深々とお辞儀をし、玄関先から去って行った。

「ついに、この時が来た」
否応が無しに、期待は高まる。なんせ高級蟹が、今目前に有るんだから!
早く食べたいという欲求にかられ、ダンボールのガムテープを手で強引に剥がし、中を覗く。
……
……
あれ?
蟹じゃない。女の等身大の、麻布の服を着た人形が入ってる。しかもご丁寧に猿轡が着けられ、手足には荒縄で縛られている。
意味が分からない。確かに自分は蟹を頼んだハズだ。ちゃんと履歴も残ってる。
とりあえず、返品の手続きをしないと。

「んう」
人形と思わしき物体から何か音が発生した。まさか、「声」?
「んん」
確実に人形、いや人間が喋っている。
急いで猿轡、縄を解き、話しかける。
「アンタ、どこから来た?」
「オホーツク海」
冗談キツイゼ。
「え?まさか、海に放り投げられたのか?」
「私は、あくまでも蟹だっ!!!!」
少女は、ありったけの力を振り絞り、叫んだ。
「いえ、勝手に名乗るのは結構ですが、貴女はどう見ても人間ですが」
まさか、どこかの物語にあるように、魚が人になったとか?んなもん現実に有る訳無い。自分も良識の有る一人前の大人だ。そんなもんすぐに分かる。
「……もういい」
自分の一歩も譲ろうとしない態度に我慢ならなくなったのか、それとも只何か食べたくなっただけなのか分からないが、自分の部屋にある冷蔵庫に接近していった。
冷蔵庫の扉の取っ手をしっかり握り、開けた。中は、消費期限をとっくに過ぎた牛乳、既にカビが生えて緑色に染まっている食パン、などなどゲテモノキワモノ揃い踏みの博物館と化している。恐るべき自分の所有物管理能力。いい加減捨てたほうが、隣近所に迷惑……、むしろ捨てた時にとてつもない悪臭が漂い、鼻を曲げさせてしまうだろう。では、消臭剤を中にぶち込めばなんとかなるのでは?

そう考えていたのも束の間、少女は明らかにチーズ化している牛乳をラッパ飲みし、一気に胃袋に収めてしまった。
「お、おい、それはとっくに腐って捨てそびれた牛乳だ!早く吐き出せ!!!!」
少女はしてやったりのドヤ顔で、自分に報復した積りになっているが、その顔にも陰りが見え始め、結局トイレに逃げ込んでしまった。

この間、今自分ができることを考えてみた。
警察に突き出すか?いや、こいつの事情を自分は知らない。警察に出頭させたら、何かの共犯者とか言われて、刑務所生活……そんなのいやだ!
とりあえず匿うと仮定して、見知らぬ少女がここにいることがバレたらどうする?友人に引かれるだけでなく、結局警察のお世話になっちまう。
こうなったら、山に不法投棄するしかない。早速近くの駐車場から車を取りにいかなくては!

思い立ったら吉日。自分は悪霊に憑りつかれた面持で、家を飛び出した。




次回

その2~いい迷惑~



主人公の頑張りに期待。

10・17ごろ公開?































...続きを読む

もうちょい。

おはこんばんは。
 
新作の方が、大分出来てきたので、公開も近いと思います。
結構MASK OF HEARTの初期のノリに近い感じになっているような気がします。

では。


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